道後温泉は、日本三古湯のひとつといわれ、
何と日本書紀、万葉集にも登場しており、
3,000年の歴史を誇る日本最古の温泉なのです。
道後温泉は、夏目漱石の小説『坊っちやん』(1905年)にも描かれ、
愛媛県の代表的な観光地になっていますので、愛媛県を訪れたのなら、
是非、道後温泉で日本最古の温泉を堪能したいものです。
道後温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、神経痛や筋肉痛に効く以外にも、
肌がなめらかになる美肌効果もあり、
やわらかい肌ざわりでさらりとしたお湯は、
女性にも評判の温泉となっています。
道後温泉には白鷺伝説というものがあります。
その昔、足を痛めた白鷺が岩の間から流れ出る湯に浸していたところ、
傷が癒えて飛び立つのを見た村人が温泉の発見とされる言い伝えです。
また、急病になった少彦名命がこのお湯に入って病が治った
という神話も残っています。
道後温泉は、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台で
一躍有名になりましたが、
その以前も聖徳太子、一遍上人、小林一茶など、
多くの歴史上の人物が訪れ、
古来より名湯として知られていました。
温泉街の中心にある「道後温泉本館」は
別名「坊っちゃん湯」とも呼ばれ、道後温泉のシンボルとなっています。
共同浴場番付において、西の横綱に番付けされていて、
築100年の歴史があり、1994年に国の重要文化財にも指定されました。
1Fに「神の湯」、2Fに「霊の湯(たまのゆ)」があり、
違いは使っている石の程度ですが、
霊の湯の方が人が少ないためゆったり入れます。
また、霊の湯には石鹸が備え付けられています。
坊ちゃんが実際に毎日入っていたのは霊の湯といわれています。
三層楼の最上層、振鷺閣 (しんろかく)のてっぺんには、
大きく羽を広げた伝説の白鷺が据えられ、赤いギヤマン
(ガラス製品に彫刻をほどこしたもの)を張り巡らせた天井の中央から、
刻太鼓が吊るされています。
この刻太鼓は朝6時30分に太鼓の音で開館を告げ、
湯の町の1日の始まりと暮れを告げています。
温泉情緒漂うこの光景は、環境庁の「残したい日本の音風景100選」
にも選ばれています。
「道後温泉本館」は有名なアニメのモデルにもなっています。
宮崎はやお監督の「千と千尋の神隠し」は、
この「道後温泉本館」をモデルに描いた、と言われているのです。
「千と千尋の神隠し」を見たことがある方ならば、
「道後温泉本館」の温泉情緒漂う光景が容易にイメージできるのではないでしょうか。
交通アクセスは伊予鉄道市内電車 城南線道後温泉駅から徒歩5分です。
日本の古き良き温泉情緒を満喫できる道後温泉は、
温泉好きの方なら是非一度は訪れてみたい温泉のひとつです。
古き良き日本の温泉情緒を満喫できることでしょう。

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