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四日市市立博物館の四日市公害と環境未来館へ行ってきました


三重県四日市市にある市立博物館へ行き、
高度成長期にぜんそくで苦しめられた四日市の公害の様子と、
そこから立ち直った現在までの歴史について学んできました。

現在はお隣の中国における大気汚染や工場排水などによる環境汚染が、
日本でも報道されていますが、約半世紀程前の日本の高度成長期においても、
同様の公害問題が日本中の工業地帯を中心に発生していたのです。
そんな時勢を捉えてゴジラ映画シリーズの「ゴジラ対へドラ」がリリースされ、
当時の子ども達にも公害問題を考えさせるひとつのきっかけになってたのです。



そして、高度成長を遂げ、公害問題も克服してきた今の日本では、
現在の繁栄を支える礎となった高度成長期の公害問題を再度振り返るべく、
かつての公害被害地域を訪ねて過去の公害被害状況や復旧状況を学ぶという
エコ・スタディーツアーが盛んに行われているようです。

四日市市立博物館の2階フロアーにある「四日市公害と環境未来館」も、
そういった公害に関するエコ・スタディーツアーの人気スポットとして、
多くの人々の来場を受けているとの事です。

四日市市立博物館外観1.JPG 四日市市立博物館外観2.JPG

ぜんそくに代表される四日市の公害の様子を展示している環境未来館は、
四日市市立博物館の2階フロアーになります。
現在でも広大なコンビナート地帯を擁する工業都市として有名な四日市市は、
戦後復興からの高度成長期であった1960〜70年代(昭和30〜40年代頃)という、今から約半世紀ほど前に、大気汚染によって多くの人々がぜん息に罹患する「四日市公害」と呼ばれる全国的にも有名な公害の被害が発生していました。

四日市市立博物館の四日市公害の歴史.JPG 四日市市立博物館の四日市公害の展示3.JPG

四日市市では、こうした市民の公害による被害状況を踏まえ、昭和40年には
日本全国に先駆けて「公害被害に対する医療救済制度」を整備しています。
また、日本の公害問題解決のための先鞭をつけたといわれている
四日市公害裁判が昭和42年に提起され、公害問題の解決のきっかけとなっています。

四日市市立博物館の「四日市公害と環境未来館」では、
四日市公害の歴史を年表形式で展示するとともに、
当時の貴重な公害被害の記録を文書や写真・映像で振り返る事ができる展示場です。

四日市市立博物館の四日市公害の展示2.JPG 四日市市立博物館の四日市公害の展示1.JPG

併せて日本の高度成長期の家庭の生活水準などを覗うことのできる展示として、
家庭内の調度品などが当時の様子を再現するかのように展示されていて、
昭和30〜40年代頃の三丁目の夕日的なノスタルジーに浸ることもできますよ。

四日市市立博物館環境未来館の展示1.JPG 四日市市立博物館環境未来館の展示2.JPG

四日市ぜんそく公害の歴史と高度成長期の日本人の生活の様子を知る事ができる四日市市立博物館の「四日市公害と環境未来館」は、
昭和の高度成長期の歴史を学び知りたい方にはお勧めの施設といえるでしょう。


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