街道の向い側に建長寺の総門が見えてきます。
建長寺は鎌倉五山第一位の臨済宗建長寺派の大本山である禅宗の寺院で、
境内は「建長寺境内」として国の史跡に指定されています。
建長寺の拝観料は大人300円(高校生以上)、小人100円(中学生以下)と
同じ北鎌倉の円覚寺と同額となっています。
総門をくぐり境内に入ると目を引くのは、
国の重要文化財に指定されている見事な姿の三門(山門)です。
銅板葺きの二重門(2階建て)で、上層には宝冠釈迦如来像や
銅造の五百羅漢像などが安置されていますが、現在は非公開です。
三門(山門)の右手脇には国宝の梵鐘が架かっています。
建長寺の梵鐘は、建長寺創建当時の数少ない貴重な遺品の1つで、
建長7年(1255年)、鋳物師物部重光の制作です。
三門から仏殿に至る参拝道の両脇には、樹齢約750年といわれる白槙
(ビャクシン、和名イブキ)の古木7本が植樹されており、
古の老木としての威容を誇っています。
重要文化財の仏殿には、本尊の地蔵菩薩坐像を始め、
千手観音坐像、伽藍神像などが安置されています。
仏殿とともに重要文化財である法堂は千手観音坐像や
パキスタンから奉納された釈迦苦行像が安置されています。
また法堂の天井には雲龍図の天井画が飾られています。
「龍王殿」とも呼ばれる方丈の裏手には名勝史跡の庭園があり、
その美しい眺めは北鎌倉散策の疲れを癒してくれるでしょう。
境内を更に奥へと進んで行くと、境内の奥の山の中腹に
建長寺の鎮守である半僧坊大権現が祀られています。
半僧坊へ行くには、急な階段を250段近く登る必要がありますが、
せっかく建長寺に参拝したのなら是非足を運んでみてください。
山の中腹からは見晴らしも良く、天気が良ければ
鎌倉市内はもちろん、相模湾や富士山も眺望できる絶景の地です。
半僧坊からは鎌倉市内の瑞泉寺方面(所要時間1時間)や、
さらに横浜市の円海山方面(所要時間2時間)まで行くことができる
ハイキングコースへの入口があります。
この北鎌倉ハイキングコースは、紅葉の季節にチャレンジしようか
と考えていますので、報告を楽しみにしていてくださいね。