北鎌倉は、鎌倉小町通りや鶴岡八幡宮周辺の喧噪を離れて
緑深い鎌倉の自然や落ち着いた雰囲気の散策が楽しめることで
鎌倉観光のもう一つの拠点となるエリアとして人気のスポットです。
北鎌倉は夏目漱石の小説にも登場する円覚寺を始め、
北条時頼による日本最初の禅道場の建長寺や、アジサイ寺の明月院、
縁切り寺として有名な東慶寺など人気の寺院が軒を連ねており、
神社仏閣ファンにとっても見所が満載のエリアです。
鎌倉へはいつものように小田急電鉄の江ノ島鎌倉フリーパスを購入、
新宿から小田急線に乗り藤沢で江ノ島電鉄に乗り換えて向います。
北鎌倉へは鎌倉駅から小町通りを通って徒歩でも行けますが、
道中が上り坂になるのと時間的効率などを考えた結果、
JR横須賀線で北鎌倉駅まで行き、寺巡りをしながら鎌倉駅まで戻る
というコースを選択しました。
JR鎌倉駅で横須賀線を待つ間、駅ホームのキオスクで
喉に優しい玉ねぎ入りの「鎌倉健康飴」なるものを発見。
たまねぎ飴とはちょっと聞いたことがない珍品だと思い、
お土産がてら購入してみました。
お味の方は玉葱の味がほのかに漂うやさしい味です。
北鎌倉駅の目の前は、夏目漱石や島崎藤村も参禅したことで知られる
臨済宗円覚寺派大本山、鎌倉五山第二位の円覚寺(えんがくじ)です。
ホームの端には円覚寺方面の改札もありますが、いきなり行かず
あえて線路反対側の本改札口から出ることにします。
というのも、北鎌倉駅本改札口を出たすぐ左手にある
北鎌倉名物の光泉の稲荷ずしが絶品の味だからです。
北鎌倉名物の稲荷ずしで有名な光泉は、
現在は店舗を構えてはいますがテイクアウトのみ扱っているようです。
和風の店内はとても情緒たっぷりですが、人手不足なのでしょうか。
訪れた時は老夫婦のみで切り盛りしているようでした。
光泉の稲荷ずしは北鎌倉観光散策の方々には大変人気のようで
お昼前には売り切れてしまうことも多いようですので、
食べたい方は北鎌倉駅に着いたらすぐにゲットしておきましょう。
光泉の稲荷ずしは上品かつしっかりとした味付けで本当に絶品です。
一箱650円ですが、これひとつで半日は十分に満足できますよ。
付け合わせの紅ショウガと一緒に食べると、お揚げの味が引き立って
本当にほっぺたが落ちそうな美味しさです。
北鎌倉グルメの名物のひとつといっても過言ではないでしょう。
北鎌倉駅を円覚寺と反対側の本改札から出る理由はもうひとつ。
元々は北鎌倉駅も円覚寺の境内であり、本改札側には
円覚寺境内の一部である白鷺池(びゃくろち)があるからです。
開山無学祖元が鎌倉入りした際に、鶴岡八幡宮の神の使いが
白鷺に身を変えて案内したという故事に因むという白鷺池も
円覚寺参拝の際には是非見ておきたいですよね。
円覚寺を始めとする北鎌倉散策の様子は次回以降に続きます。