サントリー美術館は2007年の3月に東京ミッドタウンにオープンしました。
もともとは東京・丸の内に開館したものが赤坂見附に移転し、
六本木東京ミッドタウンへの移転が二度目の移転になります。
東京ミッドタウンは六本木ヒルズの近くの赤坂9丁目に造られた
ホテルや住宅、オフィスやメディカルセンターなどの融合体です。
ミッドタウン周辺にはサントリー美術館を始め美術館が終結しており、
六本木ヒルズには森美術館、国立新美術館があります。
大都会の中のこの美術館群は、
地理的に大きな三角形を形作っていることから
六本木アート・トライアングルとも呼ばれています。
サントリー美術館は「伝統と現代の融合」をテーマに設計され、
美術館としての機能は勿論ですが、都市の居間としての快適性を備えた
居心地の良い空間づくりをコンセプトにしていますので、
そのためのさまざまな活動に対応できる多様な施設構成となっています。
サントリー美術館の展示室は、東京ミッドタウンの3階と4階で、
3階にはミュージアムショップとカフェが一体化した
shop×cafe(ショップバイカフェ)も併設されています。
また、6階にはさまざまなイベントに使用できるホールとロビー、
茶室「玄鳥庵(げんちょうあん)」があります。
美術館の窓は大きなガラス張りになっていて、
まるで壁面がおたかも東京のロケーションであるかのように見えます。
展覧会では、ピカソなどいろいろな有名画家の展示に加え、
子供から大人向けのイベントも開催しています。
サントリー美術館には、メンバーズ・クラブがあり、
会員になると会員だけの内覧展などに招待してもらえたり、
保護者が会員であれば、子供向けイベントは、
エデュケーションプログラムに優先的に参加できるなど、
会員向けの特典が盛りだくさんです。
メンバーズ・クラブはアソシエイト会員、レギュラー会員、
プレミアム会員、コーポレート会員にランク分けされており、
それぞれサービス内容がことなっています。
また、こうした美術館とはまったく雰囲気を異にする茶室「玄鳥庵」では、
休館日を除く隔週木曜日に点茶席を楽しむことができます。
この茶室「玄鳥庵(げんちょうあん)」は、
サントリー美術館が東京丸の内に設立された1961年から、
移転を経た現在に渡って引き継がれている伝統のある茶室です。
また、SHOP×CAFEは、ミュージアムショップとカフェが連動して、
鑑賞の余暇を楽しみながらくつろげる空間となっており、
金沢の麩の専門店「不室屋(ふむろや)」が運営しています。
このように、サントリー美術館は、単に芸術を目で見て楽しむだけでなく、
実際に芸術を生み出し、体感できる美術館として人気を集めており、
東京ミッドタウンという新しい場所で、多くの人々が集い憩う場として
都会の美術館としての新しいあり方をめざしています。
東京ミッドタウンに足を運んだら、このサントリー美術館にも
是非訪れてみてくださいね。
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